グッドラックファン

第七話 FLIGHT #07 (ep7) 放送日 2003年3月2日 さらば空

搭乗

NH904 大連-成田行きの機内でのシーンから始まります。

機内食が肉料理だと身体検査に引っかかると文句を言うジェーンキャプテン。 乗客が食べる食事だけでなく、パイロットや客室乗務員の食事も機内食といいます。


成田へ到着した新海は、緒川に電話。 緒川が機体システムの実技試験の勉強をしてるということを知ります。


航空機キャビン

翌日、新海たちは身体検査を受けます。 身体検査の待合室で、ふざけていた新海たちに注意したのはグレートキャプテンと呼ばれている柴俊夫演じる、山上キャプテンでした。 新海が検査を受けると、喉にポリープがある疑いのため検査結果が出るまでの間、乗務停止となります。

再検査を受けた新海は、問題がなく乗務復帰。 今回のフライトは機長が山上キャプテンで、しかも香田キャプテンによる監査フライトでした。


フライト

その便は、NH915 バンコク行き。 成田からタイ、バンコク飛行時間は6時間30分~7時間30分 出発前に、香田キャプテンに富樫チーフが「私今夜、バンコクで時間取れますよー」と言いますが、香田キャプテンは断ります。

一方バンコク便が離陸する頃、緒川のボーイング747-400の技能審査が開始されていました。

バンコク便のフライト中に機体は積乱雲に遭遇、キャビンが激しく揺れます。 そんな中、グレートキャプテン山上は新海には任せずに、自身の見事な操縦で切り抜けます。

バンコク国際空港(ドンムアン空港)←現在は新空港-スワンナプーム国際空港が開港(2006年)に到着したコックピットで、香田キャプテンが本日の監査フライトの結果を報告します。まずは新海副操縦士に機長に対しての援助業務に度々不注意が見られたと報告。次回のフライトからは注意をするようにというだけで終わった。

次に、山上キャプテンに驚くべき結果が。 コーパイへの指示を出さず自ら操縦したことで機長としての指揮統率力に欠けていたと、パイロットを引退するように言います。 「あなたはツーマンコンセプトを忘れておられました。」 びっくりして、反論する山上キャプテンに「私は私の仕事をしただけです。」と言います。

結果に納得いかない深海に対し、「すべてを背負うことは、飛行機の操縦において最も危険なことだ。」と正論を言う香田キャプテン。


バンコクのホテルにトゥクトゥク(三輪自動車のタクシー)で到着した新海。普通はパイロットはトゥクトゥクには乗らないと思います。運転が荒くスピードが速い上に、シートベルトなどの安全装置がないので…

ロビーのラウンジで今日の結果で少し声を掛けられない雰囲気で酒を飲む山上キャプテンを見かけます。

シーンは変わって、ワットプラケオをバックに夕日?朝日が映し出されタイのバンコクらしいシーンを演出。チャオプラヤー川を挟んで対岸にアットワルンが見えるホテルに滞在していることが分かるベランダで、山上キャプテンが決心をしたように手すりを握ります。

帰国便のNH916 バンコク発-成田行き(飛行時間は5時間30分~6時間45分)のブリーフィングで、引退を明らかにする山上キャプテン。「昭和49年にYS11乗って以来28年間…」と長かったパイロット生活を語ります。

離陸後、コックピットでは香田キャプテンの師匠である山上キャプテンが、12年前の航空機事故に香田キャプテンが関わっていることを話します。 香田キャプテンがなぜ仕事に対してあんなに厳しいのか分かった深海でした。

着陸後は、グレートキャプテンの引退のセレモニーが行われます。 そこには香田キャプテンの姿が見当たりません。

山上キャプテンがハイヤーに乗り込もうというとき、香田キャプテンが現れ、一言も言葉は交わさないですが、お互い気持ちが通じあう空気と長い一礼で最後の見送りをします。

その夜、新海は実技試験に合格した緒川と話することに。 そこで、香田キャプテンの12年前の事故機に関わる話を新海に聞いた緒川は、泣き出して帰っていきました。


FLIGHT #08 (ep8) WANTED

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