第四話 FLIGHT #04 (ep4) 放送日 2003年2月9日 救出作戦
中国上海でホテル火災が発生。今回は、政府の要請を受けて全日空が負傷した日本人の帰国させるために緊急チャーター便を運行するというフライト中心の話。
特別チャーター便のキャプテンは香田。機長の指名によりチーフパーサーは富樫。副操縦士は新海が担当することになります。 富樫チーフは、上司からこのフライトが終わったら訓練センターの教官として地上に降りることを提案します。特別チャーター便の使用機材はドックイン中の957。便名は成田-上海がNH999、上海-成田がNH998のようです。
成田空港から上海浦東空港までの通常の飛行時間は2時間50分～3時間30分。この特別フライトは香田キャプテンの腕で所要時間がきっちり2時間50分、さすがです。
現場の上海ホテルからの搬送を終え、帰りのNH998のコックピットでは、データ入力が。
「ノースウエスト便が29を要求してますけど。高度は41で申請しますか？」
「バカ高度41にしたらキャビンが揺れる。揺れのポイントを忘れたのか？」
「シップは現場だ、前線だ。我々は社員旅行に来ているわけではない。」といった厳しいやり取りが行われます。
一方離陸直前に、キャビンではトラブルが。 重傷者が意識を回復し混乱状態になります。ここでは富樫チーフが、5分でプロの仕事をし無事離陸して、成田へ到着しました。
富樫チーフが病院までけが人に付き添っていった帰りを待つために新海はイスで眠りながら待っています。富樫チーフに会った新海は「CA辞めないでください」と言います。
結局、地上に降りないことを選択した富樫チーフ。
最後の場面では「ぶっちゃけ、あなたが好きだから」と新海に言って困らせます。 新海がぼーっとしてるシーンでこの回は終了。 特別チャーター便を飛ばすスタッフの責任の重さと大変さが伝わる一話でした。
