グッドラックファン

第十話 FINAL FLIGHT (ep10) 放送日 2003年3月23日 ラストフライト

搭乗

砂浜で少年たちのサッカーボールを返すために手術したほうの足で思いっきりキックする場面から始まります。手術は成功し、元通り歩けるようになったことを意味します。

監査室で、来週日曜のホノルル行き1052便が復帰できるかどうか?を判断する監査フラウとだと告げます。 また、監査するキャプテンは香田自身だということを伝えます。

復帰の監査フライトが決まったと実家と緒川に告げる新海。 緒川も一緒に飛びたいといいます。


航空機キャビン

監査フライト当日、ホノルル便NH1052緒川も搭乗しています。 気流の悪いところを通過する際に 「いつもご搭乗いただいているお客様はもちろんのこと、本日がはじめての空の旅となられるお客様にとっても快適な旅となりますよう、安全第一に運航してまいりますので、どうぞご安心くださいませ。」とアナウンスする香田キャプテン。

キャビンでは電気シェーバーで髭をそっている乗客に富樫チーフが化粧室でお願いしますといいます。


フライト

少し揺れた機体でしたが、無事に雲を抜けます。 そんな直後に、キャビン全体が停電に。乗客は混乱します。 コックピットの電源は確保されているようで今のところ運航に支障はなさそうだが、機長は緒川に原因を調べてくれと頼みます。

配電盤をチェックした緒川は機長に原因が究明できていないので操縦に100%影響がないとは言い切れないといいます。 それを聞いた新海は、キャビンに行かせてくれと願い出ます。

キャビンでCAと緒川と新海による原因究明が行われ、化粧室の電気シェーバーが原因で配線がショートしたと判明。緒川の判断では修理はホノルル国際空港に到着するまで不可能ということでした。 そして、オペレーションシステムに影響はないとはっきりといいます。

停電している中で、新海副操縦士は乗客にアナウンスをします。 復旧しない暗いキャビンに不満を言う乗客に対し、窓の外が夜明けで朝日が見えてくるとアナウンスします。綺麗な朝日を見た乗客はおさまります。

コックピットではバックアップパイロットを志願して同乗していたジェーン内藤がコーパイ席を任されていました。 帰ってきた新海と交代したジェーン。

機長は「監査の最終チェックだ。新海コーパイ、ランディングを君に任せる。」と言います。キャビンでの作業でグローブがない深海に、ジェーンが「消毒して返せ」とグローブを貸します。

クライマックスのランディング、香田キャプテンとの息もバッチリあった着陸が成功。 ジェーンから「ナイスランディング」の声が。

無事に着陸したことが分かった乗客からは拍手が。 ジェーンが先にコックピットから出て行った後に、監査の結果を聞く新海。「ごうかーく」「正式なコーパイ復帰だ」と告げる香田キャプテン。

「しかし綺麗だったな」「さっきの朝日だよ」と普段の香田からは出てこないセリフが。「新海」「ありがとう」と照れながら、涙をこらえながら、カッコよく言う香田キャプテンでした。香田キャプテンから新海へ握手を求め、それに答える新海のシーンは感動ものです。

機体から降りる前に香田キャプテンが富樫チーフに「旅行にでも行くか?」と提案します。昔の二人に戻れることを知った富樫はうれしそうに、どこに連れて行ってくれるか?と聞きます。「やっぱり、パリかしら?」「パリは今月3回も行った。ロンドンはどうだ?」「私、前の路線の時はロンドンばっかりだったのよ」という空の仕事ならではの会話が。香田キャプテンの肩にもたれる富樫。「そうねぇ、ストックホルムは素敵だけど、でも寒いのよね。」と言って涙を見せながら香田キャプテンに甘えます。

ビーチでは新海が監査に合格したことを緒川に伝えます。 そして、お預けだったキスをしてめでたしめでたしです。

最後は、新海の日常のフライトシーンでアナウンス。 「この空の上での出会いを大切に、いつの日か、再び皆様とお会いできますよう、心からお待ち申し上げております。それでは皆様、良き旅を」

そして一瞬の間があり、「Good Luck!!」といって完結です。


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